浅草は浅草寺や雷門など、着物で観光したい有名な観光場所がたくさんあります。インスタ映えするような、着物を取りそろえた着物レンタルのお店も多く並んでいます。
手軽に着物レンタルができるようになり、観光など目的に合わせて、着物レンタルをする人も増えてきています。昔は卒業式や成人式のイメージだった着物や袴も、今では普段着として楽しむ若者が増えてきているのです。
しかしみんな着物の知識って知ってますか?着物の知識を身につけることで、より一層着物レンタルが楽しくなります。そんな知って得する着物レンタルの知識をご紹介します。
着物レンタルの前に立ち振る舞いの知識を身につけよう
着物を着たときに上品な立ち振る舞いをすると、より一層着物の魅力が引き立ちます。周りからみても、あっと目の引く着物美人を目指してみませんか?
立ち振る舞いといってもとっても簡単!少し意識をするだけで、簡単に着物美人になれますよ。
一目置く立ち方・歩き方
まずは立ち方です。頭の真上を糸でつるされている様な感覚で、背筋を伸ばして立ちましょう。立ち姿がきれいな女性は、より一層華やかになり、大勢いる中でも一目置く存在になります。つま先は少し内股を意識すると良いでしょう。
歩き方も、一歩一歩を小さい歩幅で歩きます。このときも少し内股気味に歩きます。このことを意識するだけで、立ち姿がきれいな着物美人になれますよ。
座り方・階段の上り方
座り方も大切です。帯がつぶれないように、椅子の背もたれにはつかずに浅く座ります。袖は丁寧に重ねて、膝の上におきましょう。
階段は裾を踏んでしまうと、躓いたりこけてしまうこともあるので注意しましょう。右手で裾を軽く持ち上げて上り下りをすると、裾を踏んでしまうことはありません。裾を持ち上げるときは、挙げすぎないように注意してくださいね。
つま先に重心をかけて上ると上りやすいので是非おためしください。
トイレの困ったを解決!これでトイレも安心
着物を着ているときに、一番困ることはトイレです。とはいえ、いつまでも我慢できるものでもありませんね。トイレのコツさえつかめば、トイレに行くのが億劫にならずにすみますよ。
袖が床につかないように袖を結ぶか、着物クリップを持っているのであれば、袖をクリップで留めます。
着物、長襦袢、肌着の順に一枚ずつ左右にわけてめくり、腰のあたりまでめくった着物を、脇で挟んで帯を潰さないように浅めに座ります。
こうすることで着崩れを防止することができ、一日着物を楽しむことができますね。
着物レンタルのサービスに含まれる小物の知識
令和服の着物レンタルには全ての小物などがセットになっているので手ぶらで気軽に来店できます。
小物も全てレンタルできますが、名称や使い道はご存じですか?小物の使い方を少し知っているだけで、着物レンタルが更に楽しくなります。今さら聞けない小物の知識をご紹介しますね。
帯
着物の柄に合わせた帯を選ぶことで、着物を更に華やかにしてくれます。帯には長さと幅の違いで名称が違います。
留袖・訪問着・振袖に合わせる帯が袋帯といいます。袋帯は幅もあり、長さも一番長い帯と覚えておくと良いでしょう。お祝い事で着ることが多いので、飾り帯として華やかに着ることができる帯!ということで、長さもあり幅もある作りになっています。
小紋・紬に合わせる帯が名古屋帯といいます。名古屋帯は幅が広めですが、短めです。普段着として着ることの多い着物なので、軽くて結びやすい帯の作りになっています。
小紋・紬・浴衣似合わせる帯が、半幅帯で細くて長いことが特徴です。普段着にも浴衣にも使える帯なので、一番使い勝手が良い帯といえます。
襦袢
襦袢にも種類があり、肌襦袢は着物の下に着る肌着です。着物が汗などからシミがつくことを防いでくれます。
そして肌襦袢の上に着るのが長襦袢です。長襦袢は着物から見えることもあるので、柄が入っているものが多いです。
半襦袢は長さが短いので、下にステテコなどを合わせて着ます。肌襦袢や長襦袢は、寒さからも守ってくれる役割もあります。
和装バック
着物も和装バックも派手なものを選んでしまうと、統一感がなくなる場合があるので、着物の柄に合わせた和装バックを選ぶようにしましょう。
色味を合わせると統一感が出てすっきりまとまります。着物に大きめの柄を選んだ場合には、和装バックは小柄を選ぶなどバランスを見てレンタルすると良いでしょう。
迷った場合には専門スタッフがいるので、気軽に相談してみてくださいね。
足袋・草履
結婚式や七五三など、お祝い事ではく足袋は基本的には白色の足袋をはきます。訪問着など普段着の場合には、刺繍入りやレース入りの足袋を合わせて、コーディネートを楽しむこともできます。
草履のサイズはかかとが少し出るくらいに合わせることが、一番きれいな着姿になると言われています。
着物の知識を抑えて目的に合わせて浅草の着物レンタルを楽しもう
基本的な知識を身につけておくだけで、同じ立っている姿でも、立ち振る舞いなどが変わってきます。
小物もきちんと意味を知った上で身につけると、レンタルも楽しくなると思います。しかし、最近では色々なデザインの着物や帯も増えて、着物を普段着として楽しめるようになってきたので、着物や帯選びも幅広く楽しめるようになりました。
目的にあわせてスタッフの方と相談しながら、観光であれば疲れにくい着付けなど、無理のない方法で着物レンタルを楽しんでくださいね。
浅草着物レンタル令和服
所在地 東京都台東区浅草1-33-8エーワンビル4階
TEL 03-5246-4214
営業時間 9:30〜18:00
浅草駅徒歩1分「浅草着物レンタル令和服」のHP→http://reiwafuku.com